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今回は、千葉大学薬学部について、
「学びの特徴」から「入試制度」「前期試験の攻略法」「併願校の考え方」まで、受験生目線で徹底的に解説します。
この記事では、千葉大学の入試制度を熟知した現役千葉大生が、千葉大学薬学部の魅力から、前期入試の具体的対策、併願戦略までを 高校生目線で、今知っておくべき情報に絞って解説します。
千葉大学薬学部とは?|医療と研究をつなぐ学部

千葉大学薬学部は、医療・健康・生命科学を支える「薬」を専門に学ぶ学部です。
薬学部というと「薬剤師になる学部」というイメージが強いかもしれませんが、千葉大学薬学部はそれだけではありません。
薬学の教育・研究・薬事・医療行政、医薬品の開発・企業の研究・開発職や公的研究機関、官公庁、大学等の第一線でグローバルに活躍する研究者・専門家など、多様な進路につながる学びが用意されており、入試制度も複数のルートが用意されています。
薬の開発から適切な使用までを学びの対象とし、化学・生物学・物理学などの基礎科学を土台にした教育を通して、薬がどのように作用するのか、その有効性や安全性を科学的に理解し、それを社会で活かすための考える力と専門性を身につけます。
また、医療現場、創薬研究、行政・公衆衛生など幅広い分野で活躍できるよう、
高い倫理観と国際的な視点を備えた薬学の専門家・研究者の育成を目指しています。
千葉大学薬学部の特別性|関東国立では東大に次ぐ伝統校
首都圏国立薬学部の希少性
実は、首都圏の国公立大学で薬学部があるのは東大、次いで千葉大なんです。
つまり、関東で国立の薬学部を目指すなら、事実上、東大か千葉大の二択ということになります。
<千葉大学薬学部の歴史>
1890年に千葉医学専門学校薬学科として設立
130年以上の歴史を持つ伝統校
1949年に新制千葉大学薬学部としてスタート
学科構成の特徴
― 3年次に進路を決められる全国的にも珍しい制度 ―
千葉大学薬学部の最大の特徴は、前期入試では学科別募集を行わず、一括募集をする点です。
前期日程では 70名を一括で募集し、3年次進級時に、以下の学科へ配属されます。
| 学科 | 年制 | 定員 | 主な進路 |
| 薬学科 | 6年制 | 約40名 | 薬剤師、病院・行政 |
| 薬科学科 | 4年制 | 約30名 | 創薬研究、大学院 |
※配属は 本人の希望+1・2年次の成績 により決定しますので、入学時点で進路を完全に決めきらなくていいため、
薬剤師か研究職かで迷っている人に非常に相性が良い入試制度となっています。
薬学科(6年制)の特徴
目標| 薬剤師免許を取得し、病院・薬局・行政・公衆衛生分野で活躍する人材を育成。
カリキュラムの特徴
・5年次:病院・薬局での 長期実務実習(約5か月)
・6年次:薬剤師国家試験対策
・臨床に直結した教育内容
国家試験合格率は 例年95%以上と全国でもトップクラスの実績です。
薬科学科(4年制)の特徴
目標|生命を科学し薬を創造するための学部教育を行い、続く2年間の大学院修士課程での研究教育を経て、創薬研究や医薬品開発に従事できる人材育成。
カリキュラムの特徴
・就職47.7%、進学48.8%と約半数が大学院進学
・ 4年次から本格的な研究活動
・製薬企業の研究職を目指すキャリアパス
ほぼ半数以上が大学院へ進学し、特に 研究職を目指す場合、大学院進学はほぼ必須です。
※ 学校推薦型選抜で入学した場合は「薬学科(6年制)」に配属される点が注意です。
薬学部の入試制度|3つの柱で理解しよう
千葉大学薬学部の入試は、主に以下の3方式で構成されています。
| 入試方式 | 対象 | 特徴 |
| 一般選抜(前期中心) | 全受験生 | 学力重視。王道ルート |
| 学校推薦型選抜 | 高校推薦 | 書類・面接+共通テスト |
| 私費外国人留学生選抜 | 留学生 | 別基準で実施 |
この記事では、最も受験者が多い「一般選抜(前期)」を中心に詳しく解説していきます。
前期日程入試 完全攻略― 合否を分けるのは「二次試験」 ―
基本情報(2026年度入学)
*試験日:2月25日
*募集人員:70名(学科一括)
*倍率:実質5.8倍(2025年度入学, 四谷学院発表)
配点構成
| 区分 | 配点 | 割合 |
| 共通テスト | 475点 | 約34.5% |
| 個別学力検査 | 900点 | 約65.5% |
共通テスト配点内訳(475点)
| 教科 | 科目 | 配点 |
| 国語 | 現代文・古文・漢文 | 100点 |
| 地理歴史・公民 | 2科目選択 | 100点 |
| 数学 | 数I・A、数II・B・C | 100点 |
| 理科 | 物理・化学・生物から2科目 | 100点 |
| 外国語 | 英語(リスニング含む) | 100点(75点) |
| 情報 | 情報I | 75点(配点なし) |
個別学力検査配点(900点)
| 教科 | 配点 | 試験時間 | 出題範囲 |
| 数学 | 300点 | 120分 | 数I・II・A・B・C |
| 理科 | 300点 | 150分 | 化学(必須)+物理or生物 |
| 外国語(英語) | 300点 | 90分 | コミュ英I・II・III、論理・表現I・II・III |
前期日程合格のための戦略
二次試験対策が合否を分ける。
前期日程では個別学力検査の配点が65.5%と非常に高いため、二次試験対策が最重要です!
前期試験の攻略ポイント|「難問より完成度」
千葉大学薬学部の一般前期は、いわゆる奇問・難問は少なめです。その代わりに問われるのが、
*基礎事項を正確に理解しているか
*論理的に説明できるか
*記述で減点されないか
という 完成度の高さ です。
科目別のポイント
数学対策のポイント: 標準〜やや応用レベル
*微積分の計算力と応用力が最重要
*確率・統計の基本概念を確実に
*ベクトルと複素数平面の融合問題対策
*過去問10年分は必須
理科対策のポイント: 薬学部の最重要科目
*化学(必須):有機化学と無機化学のバランス良い学習
*物理選択者:力学と電磁気学の計算問題を重点的に
*生物選択者:化学、生物がメインで暗記がほとんど
英語対策のポイント:
*薬学・医療分野の専門用語に慣れる
*科学論文形式の長文読解力
*論理的な英作文の訓練
対策の本質としては、難しい問題を解くことより、「落とさない力」を作ること。
共通テストで安定 → 二次で失点しない、が合格の王道です。
英検など外部英語検定の扱い(一般選抜)
千葉大学では、英検(CSEスコア)などの外部英語検定を二次試験の英語に加点する制度があります。
薬学部|英検活用の目安
| 英検レベル | CSEスコア | 優遇内容 |
| 準1級相当 | 2300以上 | 個別試験「外国語」に加点 |
| 2級相当 | 2180以上 | 加点(条件付き) |
※ 合否ではなく CSEスコア基準
※ 失敗してもスコアは残るため、複数回受験が有効
英検は「保険」であり「武器」
→ 英語当日の不安を軽減し、他科目に集中できる
後期日程入試の特徴|薬科学科のみの募集
後期日程基本情報
*試験日: 2025年3月12日(水)
*募集人員: 10名(薬科学科のみ)
後期日程の配点(775点満点)
共通テスト: 475点(61.3%)
個別学力検査:
*理科(化学基礎・化学)150点
*理科(物理基礎・物理、生物基礎・生物から1つ選択)150点
前期との大きな違い:
*数学・英語の個別試験がない
*理科のみの勝負になる
*共通テストの比重が高い
後期日程の難易度
国公立中後期で偏差値が高い薬学部は千葉大学で66.3と、後期は前期よりも難易度が上がります。
これは東大・京大薬学部の前期不合格者が流れてくるためです。
学校推薦型選抜|学力+人物評価|薬学科のみ10名募集
薬学部の学校推薦型選抜は、志望理由書(800字)・面接・共通テストを総合評価します。
志望理由書で必ず入れたい視点としては、なぜ薬学か・なぜ千葉大学か・将来像(医療/研究/社会貢献)・大学院進学も視野に入れている理由の4つを抑えましょう。
「薬剤師になりたい」だけでは弱く、薬を通して何を支えたいのか まで言語化できると評価が一段上がります。
併願校の考え方|薬学部は戦略が9割
薬学部受験は、学費・6年制・国家試験など要素が多いため、併願設計が非常に重要です。
国公立併願例|東京農工大学(生命系)・筑波大学(生物・生命系)・地方国公立薬学部
私立併願例|明治薬科大学・東京薬科大学・共通テスト利用が可能な私立薬学部
併願校を決めることで、学習範囲が整理される・本命対策に集中できる・精神的な安定につながるという3つのメリットがあります。
カリキュラムの特色|実践的な薬学教育
1・2年次(学部共通)
1年次は普遍教育科目がメイン。2年次から必修科目が増える
主な学習内容:
*有機化学、薬理学、物理化学
*生物化学、薬物動態、免疫学
*衛生薬学
3年次以降(学科別)
学科選択の決定方法: 本人の希望と1・2年次の成績で判定されます。希望者が多い場合は成績上位者から優先的に配属されます。
研究室配属
3年後期になると少人数ずつ研究室に配属され、本格的な研究活動がスタートします。
入試対策スケジュール|合格への道筋

高校3年生春学期(4月-7月): 基礎固め期
数学:数III微積分の徹底演習、化学:理論化学の完成、英語:単語2500語レベルまで習得
夏休み(8月): 集中強化期
過去問研究開始(最近5年分)、苦手分野の集中補強、オープンキャンパス参加、共通テスト過去問演習
秋学期(9月-11月): 実戦力向上期
過去問演習(10年分)、模試での目標点突破、併願校の選定と過去問研究
冬期・直前期(12月-2月): 仕上げ期
共通テスト直前対策、二次試験予想問題演習、体調管理とメンタルケア
よくある質問|現役千葉大生が回答
Q1: 3年次の学科選択で希望通りにならないことはありますか?
A1: 進学振り分け、研究室選びの際はギスギスすることもあるようですが、成績をしっかり取っていれば希望通りになります。
Q2: 薬剤師になりたいけど、企業就職にも興味がある場合は?
A2: 企業就職と薬剤師になるかで迷っていたため、途中で進振りのある国立希望という先輩の声があります。3年次まで決めなくていいのが千葉大の魅力です!
Q3: 大学院進学は必要ですか?
A3: 薬科学科は卒業生のおよそ90%以上は毎年大学院修士課程に進学します。研究職を目指すなら必須です。
Q4: アクセスは良いですか?
A4: 亥鼻キャンパスは丘の上にあり、坂道が多いですが、千葉駅からバスで15分程度です。
Q5: 国家試験のサポートは?
A5: 国家試験対策講座や模擬試験を定期的に実施し、学生の合格を徹底的にサポートしています。合格率95%以上の実績があります!
まとめ|千葉大学薬学部を目指すあなたへ
千葉大学薬学部は、 国立×医療×研究のすべてを兼ね備えた、非常にレベルの高い学部です。
しかし、二次試験重視の対策、化学の徹底強化、戦略的な併願設計、この3点を押さえれば、合格は決して夢ではありません。
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