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千葉大学文学部の魅力と完全攻略ガイド

2026.02.22

千葉大学文学部の魅力と完全攻略ガイド

こんにちは、チバガク運営事務局です。

今回は、千葉大学文学部について、「学びの特徴」から「入試制度」「前期試験の攻略法」「併願校の考え方」まで、受験生目線で徹底的に解説します。

文学部というと「就職に不利」「何を学ぶのかわからない」というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、千葉大学文学部はそんなイメージを覆す学部です。

人間と文化を深く探究し、多様な専門分野から「人間とは何か」という根本的な問いに向き合います。心理学、哲学、社会学、歴史学、言語学、文学など、幅広い学問領域を自由に学べる環境が整っています。

この記事では、千葉大学の入試制度を熟知した現役千葉大生が、千葉大学文学部の魅力から、前期入試の具体的対策、併願戦略までを高校生目線で、今知っておくべき情報に絞って解説します。

「文学部って何するの?」で終わらせず、”どうすれば合格に近づけるか”が見える記事になっています。ぜひ最後まで読んでみてください。

千葉大学文学部とは?|人間と文化を探究する学部

千葉大学文学部は、人間とその文化を対象とする人文科学を学ぶ学部です。

人文科学とは、簡単に言えば、「人」間と人間の生み出す「文」化を対象とする学問のことです。人間とは何かという根本的問いに始まり、人間の思惟や知覚や認知の仕組み、文化の形成過程やその特徴、社会における人間関係のあり方、文化や社会の時系列的変容のすがた、世界のさまざまな地域での言語や文化の特性などの研究を行います。

千葉大学文学部は、このようにさまざまな視点からさまざまな方法を用いて、人類にとっておそらく永遠の謎である人間自身とその文化をトータルに、また根源的に考察することを目指しています。

千葉大学文学部の特別性|幅広い学問領域と柔軟なコース選択

首都圏国立大学の総合文学部

千葉大学文学部は、首都圏の国立大学の中でも特に幅広い分野をカバーする総合文学部として知られています。4コース12専修という多様な学びの選択肢を持ち、文系でありながら認知情報科学といった理系寄りの分野も学べる点が大きな特徴です。

キャンパス情報

 所在地: 西千葉キャンパス(千葉市稲毛区弥生町1-33) 

 最寄り駅: JR総武線「西千葉駅」徒歩2分、京成千葉線「みどり台駅」徒歩7分 

 特色: 法政経学部・教育学部と同じキャンパスで総合大学の環境

学科・コース構成の特徴|4コース12専修で深く学ぶ

千葉大学文学部の最大の特徴は、入学時にコースを選択しますが、2年次進級時に別のコースへ進むこともできる柔軟性です(一定の制限あり)。

人文学科の4コース構成

コース名 定員 専修数 主な学習分野
行動科学コース 約73名 5専修 哲学、認知情報科学、心理学、社会学、

文化人類学

歴史学コース 約31名 2専修 日本史、西洋史、考古学
日本・ユーラシア文化コース 約31名 2専修 日本文化、ユーラシア文化
国際言語文化学コース 約35名 3専修 言語構造、英語圏文化、ヨーロッパ文化、

超域文化

全体定員: 170名

行動科学コース(5専修・73名)

目標: 人間とその行動の諸相について、総合的・学際的に追究する

5つの専修:

行動科学コースでは、哲学専修で西洋古代中世哲学から現代哲学まで幅広く学べます。また、認知情報科学専修では脳科学、人工知能、情報処理など理系寄りの内容を扱い、文系でありながら最先端の科学技術に触れることができます。心理学専修では認知心理学、人格心理学、発達心理学など人間の心のメカニズムを探究し、社会学専修では地域社会学や社会調査法を通じて現代社会の問題を分析します。さらに文化人類学専修ではフィールドワークを通じて多文化理解を深めることができます。

カリキュラムは1年次に5つの専修の基礎を幅広く学習し、2年次から専修を選択してより深い知識を習得するという段階的な学びが特徴です。また、社会調査士の資格取得も可能で、将来のキャリアにも直結します。

こんな人におすすめ 

「人はなぜそう考えるのか、なぜそう行動するのか」という疑問を持ったことはありませんか?行動科学コースは、人間の心や行動のメカニズムに興味がある人、データ分析やフィールドワークといった実践的な調査に挑戦したい人、文系でも理系的な論理的思考を学びたい人にぴったりのコースです。

歴史学コース(2専修・31名)

目標: 文化や社会の諸相を、変化・発展という時間軸に沿って研究し、今日の人類が抱える諸問題を認識し、解決するために貢献しようとする学問

歴史学コースの最大の特徴は、「もの」(考古学的資料・民俗学的資料)、「イメージ」(図像資料・映像資料)、「文字」(文献資料)という3つの文化伝達要素に即して歴史を考察する独自のアプローチです。

文献史料だけに頼らず、多彩な資料を複合的に利用することで、世界史的な視野から多面的に人類の歴史を考察します。フィールドワークや実地調査も重視されており、実際に遺跡を訪れたり、博物館で資料を調べたりする機会も豊富です。

こんな人におすすめ 

「歴史の教科書に書かれていることは本当なのか?」「当時の人々は何を考えていたのか?」そんな疑問を持ったことがある人は、歴史学コースに向いています。過去の出来事を様々な角度から検証し、現代の問題解決にも活かせる視点を養いたい人におすすめです。

日本・ユーラシア文化コース(2専修・31名)

目標: 日本とユーラシア大陸における諸民族の言語・文学・思想・民俗・芸能などの諸文化を見つめ、考えていくコース

このコースでは、日本文学史や日本語学基礎、古代文学論から、アイヌ文化論、ユーラシア文化論、内陸アジア文化論まで、幅広い文化を学ぶことができます。伝承文化や芸能といった分野も重視されており、文献だけでなく生きた文化に触れる機会が多いのが特徴です。

日本語教育従事者の育成にも力を入れており、各時代の文学・文化の基本を学びながら、世界と日本の架け橋となる人材を育成しています。

こんな人におすすめ 

日本の古典文学や伝統文化に興味がある人、将来日本語教師として外国人に日本語を教えたい人、日本とアジア諸国の文化交流に関心がある人にぴったりです。古典と現代、日本と世界をつなぐ学びができます。

国際言語文化学コース(3専修・35名)

目標: 言語、文学、文化の多様性や国際関連性、さらにはその内部構造についての多角的・多元的な研究・教育

言語構造専修では言語学や言語体系論を通じて言語そのものの仕組みを解明します。英語圏文化専修ではイギリスやアメリカの文学・文化を深く学び、ヨーロッパ文化専修ではフランス、ドイツ、スペイン語圏の文化に触れることができます。超域文化専修では比較文化論や多言語多文化接触論など、国境を越えた文化研究を行います。

このコースでは2つ以上の近代西洋語の運用能力修得が求められ、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語から選択できます。演劇論、イメージ文化論、芸術メディア論なども学べるため、文化を多角的に理解することができます。

こんな人におすすめ 複数の外国語を身につけて国際的に活躍したい人、外国文学や映画、演劇に興味がある人、グローバルな視点で文化を比較研究したい人に最適です。語学力と教養を兼ね備えた国際人を目指せます。

文学部の入試制度|3つの柱で理解しよう

千葉大学文学部の入試は、主に以下の3方式で構成されています。

入試方式 対象 特徴
一般選抜(前期・後期) 全受験生 学力重視。王道ルート
学校推薦型選抜 高校推薦 書類・面接・小論文+共通テスト
総合型選抜 特定条件満たす者 コースにより実施

前期日程入試 完全攻略― 合否を分けるのは「二次試験」

基本情報(2026年度入学)

試験日: 2月25日 募集人員: 計130名(コース別)

  • 行動科学コース: 49名
  • 歴史学コース: 27名
  • 日本・ユーラシア文化コース: 27名
  • 国際言語文化学コース: 27名

配点構成(全コース共通)

合計点: 1075点満点

区分 配点 割合
共通テスト 475点 約44%
個別学力検査 600点 約56%

 

 

共通テスト配点内訳(475点)

教科 科目 配点
国語 現代文・古文・漢文 100点
地理歴史・公民 2科目選択 100点
数学 数I・A、数II・B・C 100点
理科 基礎2科目or専門1科目 100点
外国語 英語(リスニング含む) 100点
情報 情報I 75点(配点なし)

500点満点が475点満点に圧縮されます。

個別学力検査配点(600点)

行動科学コース・国際言語文化学コース:

教科 配点 試験時間 出題範囲
国語 200点 120分 現代文・古文・漢文
外国語(英語) 200点 90分 コミュ英I・II・III、論理・表現I・II・III
数学 200点 90分 数I・II・A・B・C

歴史学コース・日本・ユーラシア文化コース:

教科 配点 試験時間 出題範囲
国語 300点 120分 現代文・古文・漢文
外国語(英語) 200点 90分 コミュ英I・II・III、論理・表現I・II・III
地理歴史 100点 60分 日本史B、世界史Bから1科目選択

前期日程合格のための戦略

  1. 共通テストで基礎点を確保

共通テストボーダー得点率が約70%〜75%なので、最低でも70%、安全圏は75%以上を目指しましょう!

2.二次試験対策が合否を分ける

前期日程では個別学力検査の配点が約56%と高いため、二次試験対策が最重要です!

対策の本質

難しい問題を解くことより、「落とさない力」を作ること。共通テストで安定 → 二次で失点しない、が合格の王道です。

国語対策のポイント

現代文では評論文の論理構造を正確に把握する力が求められます。筆者の主張を見抜き、論理の展開を追いながら読む訓練を積みましょう。古文は文法・単語の基礎を確実にし、文脈から意味を把握する力を養うことが大切です。漢文は句形の暗記と読解演習のバランスを取りながら学習を進めてください。記述式問題が中心なので、過去問演習を通じて解答の書き方に慣れることが必須です。

英語対策のポイント

長文読解では人文科学分野の論文形式に慣れることが重要です。哲学や文学、歴史に関する英文を多く読んで、専門的な内容でも臆せず読める力をつけましょう。英作文では論理的な文章構成力を鍛え、自分の考えを筋道立てて説明できるようになることが求められます。和訳・英訳の記述対策を重点的に行い、部分点を確実に取れる答案作りを心がけてください。

数学対策のポイント

文系数学の標準レベルを確実に解けるようにすることが最優先です。微積分、確率、ベクトルが頻出分野なので、これらを重点的に学習しましょう。記述式なので、途中式を丁寧に書く練習をして、部分点をしっかり獲得できるようにすることが合格への近道です。

地理歴史対策のポイント(歴史学・日ユー文化コース)

日本史・世界史の基本的な流れを理解することが大前提です。単なる暗記ではなく、なぜその出来事が起きたのか、どのような影響があったのかを考えながら学習することで、論述問題にも対応できる力がつきます。論述問題対策が特に重要で、自分の言葉で歴史を説明できるようになる必要があります。資料読解力を養うために、史料集や図版を活用した学習も効果的です。用語は正確に理解し、漢字も含めて正しく書けるようにしておきましょう。

英検など外部英語検定の扱い(一般選抜)

千葉大学では、英検(CSEスコア)などの外部英語検定を二次試験の英語に加点する制度があります。

文学部|英検活用の目安

英検レベル CSEスコア 優遇内容
準1級相当 2300以上 個別試験「外国語」に加点
2級相当 2180以上 加点(条件付き)

※ 合否ではなくCSEスコア基準 ※ 失敗してもスコアは残るため、複数回受験が有効

英検は「保険」であり「武器」 → 英語当日の不安を軽減し、他科目に集中できる

 後期日程入試の特徴|小論文重視の選抜

後期日程基本情報

試験日: 2025年3月12日(水) 募集人員: 計32名(コース別)

  • 行動科学コース: 8名
  • 歴史学コース: 8名
  • 日本・ユーラシア文化コース: 8名
  • 国際言語文化学コース: 8名

後期日程の配点(875点満点)

共通テスト: 475点(54%) 個別学力検査: 400点(46%)

  • 小論文: 400点
  • 面接: 総合評価に含む(点数化しない)

前期との大きな違いは、筆記試験が小論文のみであること、面接があり人物評価も重視されること、そして共通テストの比重が高いことです。

後期日程の難易度

後期は募集人員が少なく、前期で他大学に不合格だった受験生も流れてくるため、倍率が高くなる傾向があります。共通テストで8割近く取れていることが前提条件です。

学校推薦型選抜|学力+人物評価

文学部の学校推薦型選抜は、調査書、志望理由書、小論文、面接、共通テストを総合評価します。

募集人員(2026年度)

  • 行動科学コース: 9名
  • 歴史学コース: 5名
  • 日本・ユーラシア文化コース: 5名
  • 国際言語文化学コース: 5名

志望理由書で必ず入れたい視点

志望理由書では、まずなぜ人文科学を学びたいのかという根本的な動機を明確にしましょう。その上で、なぜ千葉大学文学部でなければならないのか、他大学ではなく千葉大学を選んだ理由を具体的に説明することが大切です。

特定のコースを選んだ理由については、自分の興味関心とコースの特色がどのように結びつくのかを論理的に述べてください。将来のビジョンとして、研究、教育、社会貢献のいずれかの方向性を示し、大学での学びがどのように将来につながるのかを説明しましょう。

「文学部で学びたい」だけでは弱く、人文科学を通して何を探究したいのかまで言語化できると評価が一段上がります。

まとめ|千葉大学文学部を目指すあなたへ

千葉大学文学部は、国立大学の中でも特に幅広い人文科学分野を学べる魅力的な学部です。

しかし、二次試験重視の対策、記述力の徹底強化、戦略的な併願設計、この3点を押さえれば、合格は決して夢ではありません。チバガクでは、現役千葉大生があなたの志望学部に合わせて、学習計画から出願戦略、志望理由書・面接対策までを一緒に整理します。「文学部で前期を本気で狙いたい」「推薦と一般で迷っている」「併願校の決め方がわからない」

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